FP技能検定の合格率

さて、FP技能検定の、平成25年1月に行われた学科試験の合格率をみてみよう。

試験機関 金融財政事情研究会 日本FP協会
3級学科 72.40% 83.53%
2級学科 14.04% 28.05%
1級学科 15.30%  

上表を見ると、金融財政事情研究会と日本FP協会とで、随分と合格率が違うことがわかる。

2級学科試験などは、倍も違っている。
「なぜだ?金融財政事情研究会の方は、採点がカラいんじゃないのか?」と思うかもしれないが、そんなことはない。

3級と2級の学科試験は、金融財政事情研究会も日本FP協会も、同じ問題を使用し、同じ日程、同じ時間で試験を行い、同じ基準で採点して、合否判定をしている。

だから、どっちの採点が甘いとか辛いとか、どっちが有利とか不利とか、そういうことは一切ない。

じゃあ、どうしてこんなに差があるのかというと、憶測だが、金融財政事情研究会の方は、「全然勉強していない人」が結構な確率で混じっているんではないかと思う。

日本FP協会というのは、AFPやCFPといった資格の認定機関であるという事情もあるから、日本FP協会で受検する人には、AFP志望の人も多い。AFPになるには、AFP認定研修の受講が必須である。

そして、AFP認定研修を受講済みということは、ある程度がっつり勉強済みということだ。

一方、金融財政事情研究会の試験の方は、古くから金融関係の技能検定として知られていて、会社の奨励で受検する人も結構いる。

業務多忙な金融マンのことだから、FP技能検定の学習に割くことができる時間が少ない人も多いだろう。

その結果、学習不足で試験を受けざるを得ない人が多く、それゆえ不合格者も多い。

・・・というのは、私の勝手な推測だが(「業務多忙な金融マン・・・」以下の部分ね)、当たらずも遠からずではないかな、と思う。

○合否判定は

FP技能検定は、絶対評価方式で合格不合格が判定される試験だ。
つまり、「×点以上だったら、誰でも合格」ということである。「上位△人が合格」という試験ではないから、他の受検生と競争にはならない。

ちなみに、学科試験の合格基準は、このようになっている。
3級 60点満点中36点以上で合格
2級 60点満点中36点以上で合格
1級 120点満点中60点以上で合格

>>FP試験の合格率を2倍に高める方法とは?