FPとは?

FPとは、言わずとしれたファイナンシャルプランナーのことである。
では、「ファイナンシャルプランナーって何?」ときかれると、しどろもどろになるファイナンシャルプランナーは多いだろう。

でもそれは、ファイナンシャルプランナーに限った話ではない。誰だって、自分の職業をきかれたら、職業名は答えられても、職業の内容を、咄嗟に適確に答えられる人は、それほどいないと思う。

それでもやっぱり、ファイナンシャルプランナーの仕事は説明がしにくい。この仕事は、他の職業よりも、業務内容が少々曖昧なのだ。

例えば、他の国家資格と比べてみると・・・、
・税理士は、税金関連の書類作成ができる。特に決算書の作成をして他人から報酬がもらえるのは、税理士に限られている。
・社会保険労務士は、社会保険と労働関係の書類作成ができる。税理士と同じように、社会保険の書類を作って、他人から報酬をもらえるのは、社会保険労務士だけだ。
・司法書士も同様。登記書類を作って、他人から報酬をもらえるのは、司法書士(と弁護士)だけである。

こうしたわかりやすい、専門の業務が、ファイナンシャルプランナーにはない。

ファイナンシャルプランナーの試験に受かっても、「この業務ができます。」というものがないのだ。

○お金に関する広範囲な知識

では、ファイナンシャルプランナーとは、結局何なのか?といえば、それは、「お金の専門家」といえる。

つまり、「お金に関する広範囲な知識を持っている人」なのである。

極端な言い方をすれば、税理士は、税金のことしか知らない。税理士に年金のことをきいても「それは専門外だから、社会保険労務士にきけ」と言われる。

同様に、社会保険労務士は、年金のことしか知らない。社会保険労務士に税金のことをきいても、「何で僕に税金のことをきくの?税金のことは、税理士が専門だから、そちらにきいてよ」と言われる。

しかし、ファイナンシャルプランナーは、税金のことも、年金のことも、生命保険のことも、不動産のことも、何でも知っているのだ。

ただし、ファイナンシャルプランナーの知識は広いが、相対的に浅くもある。税理士ほどは税金に詳しくなく、社会保険労務士ほどは年金の話はできない。

しかし、対一般顧客の相談では、ピンポイント的な深い知識より、広い俯瞰的な知識の方が必要な場面も多いわけで、そこにファイナンシャルプランナーの需要があると言える。

ファイナンシャルプランナーのそうした知識は、特に金融機関や民間保険などでは、非常に重要な役割を果たしている。

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