挫折しやすい

次に、独学の悪い点を検討してみよう。

悪い点の第一位は、「挫折する人がものすごく多い」ことだ。
そりゃそうだ。だって、勉強なんて、それほど面白いものではないもの。

一昔前、いや二昔前、いや、もっともっと昔、日本がまだ貧しかった時代には、「勉強して立身出世してやる!」という人が、かなりいた。

そういう人は、二宮金次郎よろしく寸暇を惜しんで勉学に励んだと思う。だって、そうしなければ生きていけなかったから。

しかし現在の日本は、不況だ不況だと言いながらも、何だかんだいって、結構豊かである。

ワーキングプアだとか、正社員になかなかなれないフリーターだとか、色々な人がいるものの、そういう人達だって、ちゃんとコンビニで、ジュースだのポテトチップだのと、何の栄養にもならんようなものに、お金を費やしているではないか。

コンビニでジャンクな食料をカゴに入れている人々を見る度に、私などは、若者よ、ポテチ食うくらいならハムサンドにしろ、栄養を摂らんと死ぬぞ、とココロの中でつぶやく。小心者だから、口には出さないが。

そう、何だかんだ言ったところで、結局、日本という国は豊かなのである。無理して勉強などしなくても、妥協さえできる人なら、生きていける国なのだ。

・・・段々と話がそれてきて、このままでは年寄りのグチに進行しそうなので、このくらいで止めて、本題を進めよう。

独学による試験勉強の挫折の原因は、いくつか考えられる。例えば・・・

1 途中でわからないところにぶつかって、わからないまま投げ出してしまう。
2 結局仕事や家事が忙しくて、「勉強なんて、後回しでいいや」と、本当に無期的に、後回しにしてしまう。

などである。

上記の2は、ある意味、その人のやる気の問題が大きいが、上記1は、人によっては切実だと思う。

例えば、順調に学習を進めていた人が、ハタと、金融資産運用のスワップ取引あたりで行きづまる。(あのあたりって、確かにわかりにくい。)

独学というのは、わからない箇所にぶつかっても、質問できる相手がいないから、そこで学習が停止してしまう。停止してしまっても、誰もハッパをかけてはくれない。

真面目な人は、それでもなんとか学習を進めようとするが、真面目さゆえにわからない箇所を放置できず、理解しよう理解しようとがんばるが、やはり先に進めなくなる。

・・・そうして、そこで学習が止まったまま、挫折感にさいなまれつつ、テキストを開かなくなってしまうというケース、多いんじゃないだろうか?

こうした現象は、真面目な人ほど起こりやすい。不真面目(?)な人は、「ここは後回しでいいや」と、その箇所を飛ばして学習することができるからだ。

だから、そういう意味で真面目な人、座学の方が頭に入りやすい人、わからない箇所を目の前にいる講師に、じっくり解説してほしい人は、最初から独学以外の学習法を選んだ方が効率がよいかもしれない。

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